″ピタッ″
星野は止まり
″ドンッ″
「痛っ!!」
“逃げんなよ織姫♪”
こ…こいつっ
「席に着いて下さい。初めての人も居るからまず自己紹介します」
一瞬私を見て嫌味顔をした。
「貴女も席に着いて下さい」
爽やか笑顔になった。
「むかつく」
ボソッと言って席に着いた。
「初めまして♪今日から教育実習で来ました星野真彦です。英語を主に受け持とうと思ってますのでちょっとの間よろしくお願いします」
爽やか笑顔全開に大半の女生徒が
「「「「きゃぁぁぁぁあ♪星野っち〜」」」」
「あっ!!因みに昔のあだ名“彦星”だったんですよ♪後、“マッチ”笑っちゃいますよね♪」
“参ったな”なんて思っていても
教室内は静まりかえった
「んっ?あれっ?ウケ狙いなんですが?」
「やっぱり運命だね♪」
頬杖ついた伊織がニシシッと笑い後ろに振り返った。
「ち・が・う」
気分悪い

