一度きりの愛【SS】



「姫島…俺は情けないよ」


はげ山の第一声がこれだった。



はっ?



「姫島…今年、卒業なんだぞ?」



「はぁぁ?」



何が言いたい?



「あのぁ?」



「星野先生と付き合ってるのか?昨日の放課後2人が親密に歩いてるの見た」



う…そ…。



そこへ



「失礼します」



星野だ。



「呼ばれた理由が解るね?」



「はいっ」



スーツから紙を出した。



「大学へは朝一で行ってきました。すみませんでした」



「……先生…そ…それっ」



「コレで織姫が手に入るんだ安いもんだろ?」



だって…だってあんなにも楽しそうに授業してたじゃない?



「別れます。私達別れますから…取消して下さい」



「織「ただの興味本意なんだよ…先生と生徒って…燃えるじゃん?昨日の今日だからそんなもんなかったけど♪」



「織姫!!」



「ゴメンね星野先生…」








この事は無かったことになった。



「今年の七夕が一番苦しいかも…」



屋上に行き1人泣いた。