一度きりの愛【SS】



「……そぅ。産まれた時からの腐れ縁だよ…み…莉菜、あまり束縛が激しいのは好きじゃないし、こいつらをバカにされるのはもっとムカつく。俺だって生きてる、君の奴隷でも会社の犠牲でもない…君の恋人なんだ。コレからは君のネジ曲がった根性叩き直すから覚悟しとけ」



真っ赤になったお嬢様。
怒ったか?



「はいっ////虎汰さん」



あれっ?M気質?



「一件落着?じゃぁね虎汰♪」



私は踵を返し歩いた。



「織姫!母親がゴメンね?あの時、気付いてあげられてたら…」



最後まで私の心配…



「昔の話じゃん。幸せにね。又遊ぼう皆で♪」



虎汰は私の後ろを一瞬見て直ぐに私を見た。



「織姫も、幸せにね。じゃぁ、よろしくお願いします」



頭を下げて彼女と帰っていった。







「いいのか?好きなんじゃないのか?」



星野も居たんだっけ?



「未練って感じじゃないのよ…後ろめたさ?別れかたがサッパリしなかったから…スッキリした♪」



「じゃぁ泣くな」



頭に手を置かれた。