一度きりの愛【SS】



私はもぅ、前みたいに戻れないから……。



「あの制服って有栖川学園のだろ?」



有名私立高校だけあって可愛い制服



「学校の裏事情その1有栖川は金を積めば入れる。その2大抵の事は金で解決する。その3世間知らずで自分が絶対って言う傲慢ちきな集まり」



有名な私立高校なんでしょ?



「変な意味で有名ってこと。あの子もさぞ可哀想に…親にダシに使われたな。自分達の利益のために」



そう言えば、経営難だって…前にうちのママが言ってたっけ。



「本当の気持ち本人に聞いてみるから」



「もぅ、在ってくれないんじゃない?」



「そんときは乗り込む。馬鹿は馬鹿なりに悪知恵が働くもんでね♪」



私を見て和佳は笑った。



「夏休み前に問題起こすなよ。無くなるぜ?」



「「「「友達の方が大事!!」」」」



優しく笑った星野



“こんな顔もできるんだ”



いつも嫌味笑いをするから、ドキッてしちゃったじゃない。



「あっ!!電車来た」



入ったら星野は同じ高校に通う人達にもみくちゃにされた。