一度きりの愛【SS】



「こらっ!!」



頭を小突かれた。



「いたっ!!誰ッ!?」



「俺」



星野が居た。



「おはようございます星野先生」



「暴力反対!!」



「ははははっバカじゃないですか?ばれなきゃいいんですよ」



笑いながら先生らしかぬ言動を。



「教育実習生失格じゃない?」



「はははっ」



苦笑いした星野




「先生?織姫ね傷心してるから泣かせないで?七夕だし」



誰が傷心してるって?



「水玉パンツの話で?」



「違う!傷心してない」



ダメだ…ペースが



その時、後ろから



「おっはよ〜♪」



伊織と和佳が来た。



「あっれぇ〜星野っちもこの駅だっけ?」



「アパートが直ぐそこでな」



「「「「へぇ〜」」」」



どうでもいいけど。



「あっ…」



気まずそうに弥恵が言った。




目線の先には





「虎汰…」



3年ぶり…位



「へぇ、あれが彼女かぁ」



和佳が言った。