「あそこにいるの小春やん」
諒が発見してくれて助かった。
いや、別に俺が言ったって構わないんだけどさ…。
何か……、何かな…。
木が横並びに生えてる日陰にアイツ等はいた。
小春も華凛も下にヒラヒラの巻く奴?…スカートみたいなのを履いてる。
華凛はパーカーを羽織ってて普通の服を着てるような感じだった。
つか、私服も見た事ないけどね。
バレないように深呼吸をして…。
ドキドキしてるのを隠すように……、あくまでも自然に…華凛の隣に腰を下ろした。
「新ちゃん!」
心臓をわしづかみするような笑顔。
太陽の下でその笑顔は反則だ…。
「何やねん……夏休み前半は無理みたいに言うとったくせに」
愚痴るなんて俺のキャラじゃないっつーの。
何で会って早々こんな顔させるんだよ。
女みたいな自分の態度に嫌気がして下を向いた。
…え……?
華凛の腕が伸びてきて俺の髪をすくう。
休みでワックスも何もつけてなかった髪は結べる位伸びてて、耳上あたりで結わかれた。
制服じゃないからかな……。
華凛が近づく度にドキドキが止まらねぇ。
女に触られるのなんて初めてじゃないくせに。
ドキドキし過ぎだろ……。
諒が発見してくれて助かった。
いや、別に俺が言ったって構わないんだけどさ…。
何か……、何かな…。
木が横並びに生えてる日陰にアイツ等はいた。
小春も華凛も下にヒラヒラの巻く奴?…スカートみたいなのを履いてる。
華凛はパーカーを羽織ってて普通の服を着てるような感じだった。
つか、私服も見た事ないけどね。
バレないように深呼吸をして…。
ドキドキしてるのを隠すように……、あくまでも自然に…華凛の隣に腰を下ろした。
「新ちゃん!」
心臓をわしづかみするような笑顔。
太陽の下でその笑顔は反則だ…。
「何やねん……夏休み前半は無理みたいに言うとったくせに」
愚痴るなんて俺のキャラじゃないっつーの。
何で会って早々こんな顔させるんだよ。
女みたいな自分の態度に嫌気がして下を向いた。
…え……?
華凛の腕が伸びてきて俺の髪をすくう。
休みでワックスも何もつけてなかった髪は結べる位伸びてて、耳上あたりで結わかれた。
制服じゃないからかな……。
華凛が近づく度にドキドキが止まらねぇ。
女に触られるのなんて初めてじゃないくせに。
ドキドキし過ぎだろ……。

