「おーい、ケンカか?」
手持ち花火を抱えながら奏くんがきた。
「ケンカなんてしてへんわ…プレゼント……貰ってただけ」
「あー、プレゼントな!オレも華凛ちゃんと買ったのあんねん。……はい、これとこれな!」
そう言って奏くんは2つの袋を取り出した。
1つ目のプレゼントには見覚えがある。
だってあれは…一緒に買い物した時の雑貨屋さんの包装紙。
可愛い柄だったから覚えてるもん。
もう1つは……?
「2つも…?何やねんお前……気ぃ使うなや…」
ガサガサ開いた包み紙。
うん、やっぱりあの人形が入ってる。
「何ー?新ちゃんにプレゼント?」
小春ちゃん達も花火を中断して私達の所に集まってきた。
大地くんが奏くんの肩に腕を回して面白そうに笑ってる。
奏くんも耳打ちしながらクスクス笑ったりして……
「かーなーでー!!」
奏くん達に気を取られて2つ目のプレゼントを見てなかった。
包装紙を覗き込んだまま新ちゃんは……怒ってる?
手持ち花火を抱えながら奏くんがきた。
「ケンカなんてしてへんわ…プレゼント……貰ってただけ」
「あー、プレゼントな!オレも華凛ちゃんと買ったのあんねん。……はい、これとこれな!」
そう言って奏くんは2つの袋を取り出した。
1つ目のプレゼントには見覚えがある。
だってあれは…一緒に買い物した時の雑貨屋さんの包装紙。
可愛い柄だったから覚えてるもん。
もう1つは……?
「2つも…?何やねんお前……気ぃ使うなや…」
ガサガサ開いた包み紙。
うん、やっぱりあの人形が入ってる。
「何ー?新ちゃんにプレゼント?」
小春ちゃん達も花火を中断して私達の所に集まってきた。
大地くんが奏くんの肩に腕を回して面白そうに笑ってる。
奏くんも耳打ちしながらクスクス笑ったりして……
「かーなーでー!!」
奏くん達に気を取られて2つ目のプレゼントを見てなかった。
包装紙を覗き込んだまま新ちゃんは……怒ってる?

