「あ…ピアス変えたの??」 「ん。ひなに貰ったやつ。」 そう言うと、私に少し顔を傾けて耳を見せてきた。 キャラメル色の髪に隠れていたから、今度は私がはやとの髪を耳にかけて。 そこには私があげたハートと丸いスワロフスキーのピアス。 一目惚れだ。一目見て「これ下さいっっ」と叫んだのを覚えてる。 「よかったあ…似合ってるよ!!」 かっこいいっと言ってぎゅっと抱き着くと、はやとが「さんきゅーな?大切にする。」と言ってぎゅうっと抱きしめてくれた。