恋する事件簿【完】

今までの放火事件と、関連性があるかも知れない。

私はとある勘で、着いてすぐ、職員室へ走る兄貴たちと別れ、校舎裏を見て、体育館裏を確認した。



「誰だよ、あんた」



そこには思った通り、5人の男女の制服を着た高校生。



「【木ノ島警察署】の刑事。
小火騒ぎは、君たちでしょ」



朝から火を点け、みんなが登校して来るのを待ってるという魂胆は、私には見え見えな事。



「証拠は?」



「ポケット、ひっくり返しな」



私は煙草を銜えながら言った。

ライターに火を灯し、煙草に近付ける。



「火元の少ない学校で、どう火を点けるの?」



私の質問に、全員が目を合わせて口を閉ざす。