深夜2時を回った。 静かな署内。 私は難波・速水と夜勤中。 欠伸をしながら短くなった煙草を消して、お茶を飲んでると、速水と目が合った。 「何?」 「ん、まぁ…」 …はぁ? 何か言いたそうな速水。 私は頬杖を突きながら、「だから何」と訊く。 「…言いにくいんやけど、親友が亡くなっても、人は変わるんやな」 「どういう意味?」 “深夜が亡くなっても、人は変わるんやな”? …私の何がわかるの? 親友が…、郁ーイクーが自分のせいで死んだって事が、どれだけデカイか。