中学三年の秋…


受験モードでピリピリしている中、愛美は高校には行かないつもりいた


天涯孤独になり、蓮の父親のお陰で、生きていく事が出来ていた…


これ以上、甘える訳には行かない…


中学を卒業したら、働いて自立しようと考えていた愛美の気持ちに気づいていたのは蓮…


そんな蓮の気持ちを知っていた父親は、愛美にこう言ったのだ…



愛美の三者面談の日…

学校に来たのは、保護者となっている蓮の父親…

学校は愛美の全ての事情を知っている…

その上での三者面談となった…

教室の空気が少し重く感じていた愛美

愛美の担任は、愛美に卒業後の進路を聞き、愛美は働くと言った