卒業式も無事終わり、愛美は毎日、
ブツブツ言いながらも体力作りに励んでいた。


そんな時に、何故か毎日の様に、
翔鬼会のメンバーが家にやって来る。


今日は蒼太、楓、一馬、彩花がやって来た。


『今日はあんた達かい…。
卒業式が終わってから、毎日誰かかれかが来てるんだよね…。
ここは溜まり場じゃないっつうの』


蒼太「そう言うなって。
皆、卒業式終わって、暇なんだよ」


楓「そうそう、皆暇なの、ねっ」

と楓が言うと、他の三人がうなづく。


『あのさ、皆に聞きたいんだけど、
高校って公立も受けてんだよね。
皆の口から、私立の名前しか聞かないんだけど、
どうなってんの』

と愛美が聞くと、皆は話をそらした。