蒼太がそう言うと、愛美はメンバーの一人、一人の顔をゆっくり見た。


彩花「愛美、中学を卒業しても、翔鬼会は変わらないよ」


陸「そうだ。翔鬼会は永久不滅だ」


美咲「いつまでも仲間だよ」


琴音「うん、変わらない」


一馬「俺たちはずっと仲間だ」


空「助け合って行こうぜ」


大輝「頼りないかも知れねーけどよ」


和香子「ずっと仲間でいよう」


楓「見つけたからね。信じて行ける仲間」


愛菜「と言う事だよ。私達はまだ卒業しない
愛美もそのつもりで、解散なんて考えない事だよ」


愛美は笑っていた。


とても温かい、皆の思いに、涙が出そうになった。


でも、涙よりも笑顔を選んだ。