『交換ノート』

 
 
 
――――……何かが裂ける音がした。
折れる音、砕ける音もする。
そして、地獄が現れた。
  

   、、、、、血、血、血―――……



おぞましい血しぶき、むごたらしい血だまり、床一面、壁という壁が血に染まっていた。
  
  
  
  
  
ぽた、ぽた、という音がした。部屋の真ん中に、体が一つ逆づりになったいる。頭はなく、ちぎれた首からは血が垂れていた。
それが誰か、顔がなくても、彼女には分かった。』*