なんか、この体育着を渡すあたしに…

あたしには鋭い視線送ってませんか???

って聞きたくなるほど、周りの女子の視線を感じる。


あたしは、そそくさとドアを閉める。



背中に心平の「あ…サンキュ…」って声を聞きながら。

―バンッ


あたしは何でもない…ただの幼なじみなんだから。


けど、ちょっと優越感感じてる…かも。


なんてね。