「幼なじみ」

 そう、言い切った。




言い切っちゃったよぉ。。



肩の力抜けちゃうよ…


ガクッて…当然なんだケド↓



「じゃあ、好きな人は?」

 張り切って左サイドの子は問いかけた。



「いるかなぁ…」

 ボソッと心平は言った。



 あたしは自分の耳を疑った。



心平に好きな人がいることに驚いた。



確かに心平の恋バナは本人に聞いても答えてくれることはないけど…


いたんだっ!!



ま、あたしじゃないことだけは確か。



振られてるからね…。



「「「なぁんだ…」」」
 ガッカリしたように三人は言った。



「サインちょうだい〜☆」

 なんて、三人に言われて困りながらもヘラヘラデレデレしてる心平を見てるのは辛い。