―結局いつものマック―




そもそもここで、シュミレーションしようって方が無理がある。



明日行くカフェとは多分全然違う。



ポテトを席に着くなり心平は食べ始める。



「これじゃ、いつもと変わんないじゃん」

不満たっぷりにあたしはいい放つ。



オレンジジュースを口に含む。



「変わんないほうがいいじゃん、ありのままの星良でぶつかっていけばいいじゃん」



「ありのままなんて、出せるはずないじゃん」



「そもそも、俺と青山悠太はさ〜全然違う生き物だと思うんだよね」

確かに…シルエットですら違いすぎる。