私は口を尖がらせていじけたふりをしながら、春樹の左腕にぎゅーっと抱きついた。 「近くじゃ恥ずかしくてこんなことできないでしょ?」 どーだ! 私の予想では、春樹はびっくりした表情を見せてから頬を染める・・・はずだったんだけど。 「別に?近くでも我慢する気ないし」 ぼぼぼっ 逆に私のほうが赤くなっちゃうっていう。 白旗~~~ 「何、どうかした?」 ドヤ顔気味な春樹。 「いや、春樹、沢尻マリカみたいだと思って。『別に』って古いよ?(笑)」 「んなことねーし」