「おもろないんやったら俺が笑かしたる!」 冗談っぽく笑う西尾くんの笑顔は眩しかった。 「…ありがと」 その笑顔につられて私も気付いたら口角が上がってた。 「関西人は明るくないとな~」 「私関西人じゃないし」 「何言うてんねん!こっち転校してきたからには綾瀬も関西人やん!」 何気ない西尾くんの言葉が凄く嬉しかった。 仲間外れじゃないんだよって言われてる気がした。 真っ暗だった暗闇が、ちょっとだけ明るくなかった。