「もう五時限目始まってるぞ?」 へへっと笑う。 「え!?」 私はガバッと起き上がる。 「私そんなに寝てたの!?」 優希まで居させちゃったし。 「よく寝てたぞ?大きないびきかいて」 「かいてない!!」 小さいころからいびきはかいたことがない。 ガラっ。 二人で話してたらドアが急に開いた。 「か、いと?」 すっごく怒ってる。 「離れろ」 優希をおもいっきり睨む。