「でかいからってガキ扱いすんな!!」 「ほんと昔っから変わってねぇよな」 魁人は幼い子供でも見るかのように優希を見る。 「昔からって、魁人と優希っていつから知り合いだったの??」 優希と私は幼馴染なのに魁人のことを私は知らない。 「こんなやつ知るかよ」 優希は子供扱いされたことに怒っている。 「そうやってすぐ怒るところも子供みてぇじゃねぇか」 「うっせ、助けてやったんだから少しは感謝しろってーの!!」 優希は立ち上がると魁人の頭を軽く小突いた。