「冬真ぁねぇ聞いてるぅ?」 『んー??聞いてない』 「もぉ〜ちゃんと聞いてよぉ」 誰だっけコイツ 腕に絡みついてるオンナを見ながら 考える 「でねぇ〜陸がぁ…」 楽しそうに話しかけてくるけど はっきり言って興味がない あ。 時間だ 『ごめん、俺もう帰るわ』 「え〜もぉ帰っちゃうのぉ? もうちょっといてよぉ」 『わり。じゃあな』 「あ!冬真〜…」 後ろから聞こえる 女の声を無視して走り出した