何よりも君が愛しくて…




「ありがとう、僕もゆら大好きだよ」


考えるより先に出てきた言葉。


「えへへ♪大きくなったら結婚しようね!」

「うん、ゆらの好きな向日葵たくさん持って、プロポーズしに行く!」


あぁ……思い出した…
あの子…美月だったんだね…


「美羽さん!思い出したよ」

「そうね、今の会話懐かしいわぁ…」


そう言って微笑ましい様子でこっちを見ていた。