追いかけっこ(仮)



「多分ね。」

「また多分。」


ケラケラと笑う伊次くんに、私も笑いながら口を開いた。


「だって、この眼鏡貰い物なんだもん。」

「へー。」


私の眼鏡を見て、
伊次くんは再び笑った。


「何よー。」

「いや、これをプレゼントにするとか、変わってるなぁと思って。」


私は真っ赤な羽根に触れた。


「確かに。」


私もその言葉に同意して、クスッと笑った。