「目……。」

「何??」


伊次くんも不敵にニヤッと笑う。


「怪盗Vの目、いきいきしてる。」


当たり前でしょ?

ここからが、私のショータイムなんだから。


「早く早く♪」


私は目を輝かせながらうずうずと伊次くんを急かす。


「はいはい。」

「今日は私が鬼ね!!」


今日“品”を持っているのは、伊次くん。

追いかけて、手に入れるのは、私。


「じゃあ始めようか。」










いざ、スタート。