「私もパス~。」 「ぇーッ!!」 私は伝票を持って立ち上がった。 「そろそろ帰ろっか。」 「そうだねー。」 「私もこれから用事あるんだった!!」 みんな席を立つ。 「うー……、見てみたいなぁ……。」 ひとりブツブツ言っている桜を引っ張って店を出た。 私はみんなと別れて家まで急いだ。 「ただいま……。」 「お帰りなさい。」 家に帰ると、お母さんが微笑んで出迎えてくれた。