ジリリリリリ……。



警報器が鳴り響く。


『怪盗Vだ!!!!』


さぁ、
私のショータイム。

私は外に飛び出し、
警察の前に躍り出た。



ざっと警察を見回す。


「今日は新入りが多いわね。
レギュラーは、もう体力が年齢的にきびしいかしら。」


私は挑発するように警察に話しかける。



「捕まえろっ!!」