「それ……!!」

「手錠♪」


右の警察との距離、
遂に50m。


「怪盗Vがいたぞ!!」


私はその声に振り向いてクスッと笑う。


「あら、裏警察の皆さんまた会ったわね。
じゃあ、そろそろお暇するわ。」


私はニコッと微笑んだ。


「あ、伊次くん。
今日は凄く楽しかった。
また相手してね♪」


私は伊次くんに近づき、背伸びをして唇に唇を合わせた。


「ッ?!」


驚いた顔をする伊次くん。