もう、 陽翔にも会いたくない。 絶対に会わない。 謝罪ぐらいじゃ許さない。 浮かれてた自分が 馬鹿馬鹿しく思えて 同時に悲しくなった。 そして怒りを覚えた。 …勝手すぎる。 今日だけはあたしの 彼氏なんじゃないのかよ。 お祭りの日に何で、こんな。 無責任だ。 新手の詐欺かよ。 やっぱり、信じれない。 陽翔ならって思ってたのに もう、信じれないよ。 結局陽翔も、嘘を吐くんだ。 どっからどこまでが 嘘だったんだろう。