キミの隣で笑おう【完結】






「それより、行かないともう時間だよ?」


「ん?あり、もうそんな時間?んじゃぁ、行きましょか♪」




そう笑った知那にうん、と言って、鞄を持って家を出た。




「ねぇー、美恋、明日暇?」


「暇だけど、どうかした?」


「水着、さ。買いにいこ♪」




蒼の家に行く途中、知那からショッピングのお誘いが。


とは言っても、蒼の家はすぐそこだからもう目の前だけど。




「いいよ♪朝からにする?」


「ん~、11時頃は?ちょっとランチしてから行こうよ♪」


「おーけー。んじゃ、11時にいつもの東口でいいよね?」


「おうっ、いいとも!!」




…◌モさんの真似なの?


それとも、ガチでやってるの?


たまに、親友なのに知那がわからなくなる……