「おーい。 もうすぐチャイムなっから教室入れよー」 理科室の扉から顔だけだして、廊下にいる生徒に呼び掛けている松永先生。 急がなきゃ… 右足を一歩踏み出し、 歩きだそうとする私に松永先生が声をかけてきた。