鞄の中身を床にバラまき必死にストラップを探した。 だけど無くて、玄関あたりも探したけどそれでも見つからなかった。 「何でないのよ…っ、どこに落とした…?」 ホテル?道端?それともファミレス? あのストラップは…っ。 見つからない焦りとイラつきで唇を噛むと、脱力感に襲われて、壁にもたれかかりそのまましゃがみこんだ。