光をもとめて


「あ、綾都?今日は午前中で学校終わったんだろ?今から俺んち来ねぇ?面白そうなDVD借りたんだけど一緒に観よーよ!」


「え……と……」


「あ…、もしかして今日何か用事あった?」


「そーゆーわけじゃ…っ…」


「じゃあ来て!待ってっから!」


一方的に電話を切られてしまった。


しばらく携帯を見つめ、仕方なく真白の家に向かうことにした。


真白の部屋の前について、躊躇いながらインターホンを押すと、すぐに真白が出てきた。