光をもとめて


「………ごめん…。あたしのせいでケンカになったんだよね…」


不安な気持ちが声になっているのが自分でもわかる。でも真白はそんな不安を打ち消すように、


「ちげーよ!陣平とは幼なじみだから昔からよく口ケンカしてて、もう日常茶飯事なんだよ」


「…えっ幼なじみなの!?」


「あぁ。だから綾都ちゃんのせいじゃねぇよ!」


眉を寄せて目を細めていた怖い顔が徐々に緩んで優しげになっていく。


…仲良いんだ、陣平と真白。それがわかると、何だかだんだん微笑ましくなってくる。