男の行為にあたしは茫然としていると、男は背を向けて歩き始めた。 暗闇に男の姿が消えるまであたしはただ、ぼーっと男の背中を見ていた。 「…ムカつく。何なのアイツ…っ」 イラつきを吐き捨てて、歩道に1人ぽつんと立っていたあたしは仕方なく家に帰ることにした。