「入って。」 「はい…。」 つれてこられたのは、会議室のような場所。 外観から大きなホールだったけど、やっぱり中も立派。 「え!?」 中に入って、あたしは思わず大きな声を出してしまった。 「なんで…。」 だってそこには、王子こと、 佐倉秋がいたから。 「杏樹、失礼よ。」 すっかり仕事モードのナナさん。 あたしの呼び方が、いつもの杏から芸名でもある杏樹に変わっている。 「すみません。」 あたしもしっかり仕事モードに切り替えた。