君へ願うこと




「やだ!何乙女チックになってるの!!」




ブンブン首を左右に振ると


「キモいんだけど」



後ろからぐさっと刺さる冷たい言葉。


「こら壱!お姉ちゃんになんて事を!!少しは敬いなさいよ」


「自分より頭の悪い女に敬うとか・・マジあり得ねぇし。
つか敬うって意味知ってんの?」


かーーーーー!!!


こいつは本当に!!


イライラしながら靴を脱いで中に入る。