君へ願うこと



「へぇ~?なにのろけ?」


ランチタイム。


篠原さんと、ケイと机をくっつけて最近の報告をしたらすぐにからかわれた。




「別にノロケなんかじゃないんだけど」

「それをのろけと言わずになんて言うんですか?」


う・・



「でもよかったね~すっかりラブラブじゃん?」


「そうですね。最初はいろいろ心配しましたが」



ちょっとちょっと!なにを勝手に話を進めてるのよ。



「あたしはまだ市ノ瀬君のことを好きじゃないし」


「でも・・意識はしてますよね?」


「だからしてないってば!」