「日本史、英語、現国、数学、科学・・・・・」
「も・・もうイヤだ」
机に突っ伏して首を左右に振る。
「嫌々言ってたってしょうがないでしょ。これが学生の本分なんだから」
ごもっともですよ。反論なんてないですよ。
「あたし、何でこんなに頭が悪いと思う?」
顔を上げてケイに質問すると
「あんたが努力してこなかったからでしょ」
またも落ちてきた正論。
「返す言葉もございません・・あれ?篠原さんは?」
「あぁ、菊野先生の所でしょ?」
「あーなるほど」
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