君へ願うこと



「そう?何かいつもと感じが変だよ」


「そんなことない」


「ならいいけど」


それから学校を出た。


まだ4時なのに


オレンジ色だった空が徐々に暗くなっていってる。


もうすぐ、秋も終わるのかな。



「如月さん手、繋ごうか」


「あ、うん」


「如月さん、やっぱりおかしい」