※※ 「如月さん?」 柳君がいなくなって 暫く経ってから市ノ瀬君が戻ってきた。 「市ノ瀬君・・」 声を聞いただけでこんなに安心する。 心の中から満たされた気分になる。 これはきっと 認めてしまった方がいいのかもしれない。 あたしは きっと ううん、絶対に 市ノ瀬君の事が・・好きなんだ。 だけど。