君へ願うこと



待ってたって来ないよ


あなたの所には来ないよ。


あたしと一緒に帰るんだから。


市ノ瀬君は


あたしと付き合ってるんだから。


黒いモヤモヤしたものが


一瞬で胸をいっぱいにする。


これがきっと“嫉妬”なんだ。




「もしかして..如月紗和さん?」


俯いていた顔が一瞬で前を向く。


「やっぱり、如月さんなんだ」