君へ願うこと



「何してるの?」



顔。怖いけど。


怒ってるオーラ全開だけど。



「う、ううん何でもない」


「席に戻ろうか。そろそろチャイム鳴るよ」


「うん。じゃあ柳君」


「..おう」



先に席に向かう柳君の背中を見つめながら


「市ノ瀬君..さっきの女の子はいいの?」


「あーうん大した話じゃないから」


大した話じゃないのに


あんなに楽しそうに話すの?


駄目だ


あたしどんどん悪い人になってる。