君へ願うこと




         ※※



「よし、出来た!!」



夏祭り当日、せっかくだからと浴衣を着替えて出かけることにしたあたし。



なかなかいいじゃん、浴衣も。



「ねぇちゃん、キモい」



...ま、まぁ弟の言うことは放っておいて。




そして出かける時間。


ピンポーン


玄関のチャイムが鳴り、急いで開けると


「こんばんは、如月さん」



市ノ瀬君が迎えにきてくれた。