ゆっくりと体を起こした。



「熱は?まださがんねぇの?」



「ううん…だいぶ下がったよ」



「そっか」



優しく微笑む駆に私も微笑んだ。



「会見見た?」



「うん」



「会見で言った事は俺の本心だから」



「分かってるよ」