体を起こすのを止め、ベッドに横になる。 しばらくボーッとしてたら ――サーッ カーテンが開く音がした。 先生かな?と思ったけど、入って来たのは意外な人物だった。 「あ、起きたか」 「………駆?」 駆はカーテンを閉めるとベッドの脇にあった椅子に座った。