たすきが私に渡されたと同時に走りだす。 必死に走った。体中の力を全部だすくらい。 「アイツら…速くね?」 「…うん、これ勝てるかも!!」 みんなの顔が見えて来た。 もう少し…もう少しだ。 「「キャー!!やったぁーー!!」」 みんなの声で勝てたんだってわかった。