そんな懐かしい夢から醒めると、結衣は、知らない部屋のベッドに寝かされていた。
グレー色のスチール製の書類棚と、小さなテーブルと、パイプ椅子があるだけの、窓もない殺風景な部屋で、自分がどこにいるのか解らない。
だから、しばらくの間、上体を起こしただけで、ベッドの上にぼんやりすわっていると、ドアが開いて、父親の年ぐらいの駅員が部屋に入ってきた。
どうやら、結衣はホームで倒れて、ここに運ばれたようだ。
「大丈夫?」
やさしそうな雰囲気の駅員は、奥から結衣のカバンを持ってきてくれた。
グレー色のスチール製の書類棚と、小さなテーブルと、パイプ椅子があるだけの、窓もない殺風景な部屋で、自分がどこにいるのか解らない。
だから、しばらくの間、上体を起こしただけで、ベッドの上にぼんやりすわっていると、ドアが開いて、父親の年ぐらいの駅員が部屋に入ってきた。
どうやら、結衣はホームで倒れて、ここに運ばれたようだ。
「大丈夫?」
やさしそうな雰囲気の駅員は、奥から結衣のカバンを持ってきてくれた。
