それから、山崎は、俺がにらみをきかせてい たので、あれ以降にあいつに近づく事は、 なかった。 そして、学年が終わる頃、姉妹校に転勤して 行った。 そして、2年が終わり、3年になって、 ”おち”と俺は、別々のクラスになった。 毎日会う事は、なくなったが、俺たちは、変 わらずメールや電話で、始終連絡をとりあっ た。一番の親友だった。 新しいクラスで”おち”は、新しい友人に恵 まれ、楽しくやっている様子だった。 そして、いよいよ本格的な受験シーズンへと 突入していった。