鳥人間は俺の前に降り立ち、こう言った。 「お迎えに上がりました、イヴ」 イヴ……あれか? まさか、アダムとイヴの? まあとりあえずそれは置いておいて。 「掘り起こしてくれない?」 ……鳥人間は幸いな事に、 翼が背中についていて、手があった。 何かのコスプレみたい。 そして俺は生き埋め状態から、 ようやく解放されたという訳だ。 そして俺は鳥人間に抱き上げられ、 空を飛び、どこかへ移動中。